GIMPで枠素材を使う

2008.11.15 説明書作成

ダウンロードしていただきありがとうございます。
この Readme は、GIMPで枠素材を使用するための簡易説明書ですので、読まなくても大丈夫です。

なお、この説明書で使用しているGIMPは version 2.6.1 です。

目次

初めに

簡易説明

基本説明

加工説明

GIMPについて

GIMPとは

GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、GNU GPLの下で配布されている画像編集・加工ソフトです。
マスコットキャラクターの名前は「ウィルバー」。

フリーソフトですが、一般的なフォトレタッチソフトが持っている機能はほぼ全てを備えています。

GIMPのダウンロード

お持ちでない場合、GIMPのダウンロードは GIMP2を使おう から。
サイトの注意書きは、必ず読みましょう。

通常版、ポータブル版のどちらでも大丈夫、とりあえず枠素材を使うだけなら本体のみで十分。
じっくり使いこなしたい方は、インターネットでGIMPの使い方サイトをご覧ください。

この説明書で使用しているGIMPは version 2.6.1 です。
2.4以前と少し違い、「2.4」から「2.6」への上書きはできないそうです。

枠素材について

簡易説明

  1. 合わせたい画像を開く
    • [ファイル] → [開く] (Ctrl+O) でバナーに加工したい画像を開く。
    • その画像ウィンドウを[選択] → [すべて選択] (Ctrl+A) で全体を選択範囲にして、[編集] → [コピー] (Ctrl+C) でコピーする。
    • もう必要ないので、 [ファイル] → [閉じる] (Ctrl+W) で、閉じてしまう。
      ([保存しますか?]のダイアログが出るが、選択コピーしかしていないので[保存しない]を選択)
  2. 枠画像に合わせる
    • [ファイル] → [開く] (Ctrl+O) でバナー枠画像を開く。
    • [編集] → [貼り付け] (Ctrl+V) でさっきコピーした画像を貼り付けて、画像を拡大縮小・移動して枠に合わせる。
      • [ツール] → [変換ツール] → [回転] (Shift+R)
      • [ツール] → [変換ツール] → [拡大縮小] (Shift+T)
      • [ツール] → [変換ツール] → [移動] (M) ... 違うレイヤーが動く場合、機能の切り替え(Shift)で「アクティブなレイヤーを移動」にする
    • だいたい決まったら、 [レイヤー] → [レイヤーを固定] (Ctrl+H) でレイヤー1に固定する。
    • レイヤーウィンドウで、使用したい枠の まわり(枠●-○○-まわり)・枠(枠●-○○-枠)・縁(枠●-○○-縁)の3点を表示する。
      (デフォルトだと枠1セットが表示されているので、他の枠にしたい場合は非表示にしてから)
      (そのままのサイズだと見難いので、ズーム(Z) で400%くらいに表示するとよい)
  3. いろいろいじってみる。
    • 画像の色調をいじる。
      • [色] → [カラーバランス]
      • [色] → [色相-彩度]
      • [色] → [明るさ-コントラスト]
    • 効果レイヤーや、枠、縁をいじる。
      • 表示/非表示を切り替えたり
      • モードや透明度を変更したり
      • [色] → [着色] で、好きな色に変更したり
    • [ツール] → [テキスト] (T) でサイト名を書く。
  4. レイヤーの統合と透過をする
    (枠1-基本枠、枠2-点枠、枠3-破線枠、の場合は透過部分がないので、必要ない)
    • レイヤーウィンドウでまわりレイヤーを選択し、 [選択] → [色域を選択] (Shift+O) で白い部分(透明にしたい部分)をクリックする。
    • そのまま、 [画像] → [可視レイヤーの統合] (Ctrl+M) でひとつにまとめる。
    • Deleteキーを押すと選択された部分が透明になる。
  5. 保存
    • GIF 画像にする場合は、[画像] → [モード] → [インデックス] で、あらかじめインデックスカラーに変換する。
    • [ファイル] → [名前を付けて保存] (Shift+Ctrl+S) で、保存する。
      (ファイルタイプの選択(拡張子で判別)で、PNG 画像 または GIF 画像 を選択する)

はじめに

操作履歴 アンドゥウィンドウで前の操作履歴をクリックするか、
[編集] → [○○ を元に戻す] (Ctrl+Z) で、直前の操作を戻すことができます。

元に戻す

ズームボタン ズーム(Z)

見にくいときは400%くらいに拡大表示すると見やすくなります。
画像ウィンドウの左下にズーム機能があります。

ズーム

画像を開く

[ファイル] → [開く] (Ctrl+O) でバナーに加工したい画像を開きます。

ファイルを開く

バナーにしたい画像です。

バナーに加工したい画像

その画像ウィンドウを[選択] → [すべて選択] (Ctrl+A) で全体を選択範囲にして、

すべて選択

[編集] → [コピー] (Ctrl+C) でコピーします。

コピー

もう必要ないので、 [ファイル] → [閉じる] (Ctrl+W) で、閉じましょう。
画像ウィンドウ右上の ×マーク をクリックでも閉じることができます。

(選択とコピーしかしていないので、[保存しますか?]のダイアログは[保存しない]を選択します)

枠に画像を貼り付け

貼り付け

[ファイル] → [開く] (Ctrl+O) でバナー枠画像を開きます。

ファイルを開く

バナー枠画像です。

バナー枠画像

[編集] → [貼り付け] (Ctrl+V) でさっきコピーした画像を貼り付けます。

貼り付け

貼り付けた直後です。

貼り付けた直後

枠に画像を合わせる

貼り付けた画像を、拡大縮小したり、移動したりして、枠に合わせます。

主に使うのは以下のツールでしょうか。
変換した後それぞれの実行キーか [Enter] を押すのを忘れずに。

回転ボタン [ツール] → [変換ツール] → [回転] (Shift+R)

回転

拡大縮小ボタン [ツール] → [変換ツール] → [拡大縮小] (Shift+T)

拡大縮小

移動ボタン [ツール] → [変換ツール] → [移動] (M)

移動
違うレイヤーが動く場合、機能の切り替え(Shift)で「アクティブなレイヤーを移動」にする

レイヤーを固定

だいたい決まったら、 [レイヤー] → [レイヤーを固定] (Ctrl+H) でレイヤー1に固定します。

レイヤーを固定

枠と画像

レイヤーウィンドウで、使用したい枠を表示します。
※ デフォルトだと枠1〜が表示されています。

眼のマークの部分をクリックすると表示/非表示が切り替えられます。

  • まわり(枠●-○○-まわり)
  • 枠(枠●-○○-枠)
  • 縁(枠●-○○-縁)

3点でセットになっています。

レイヤーウィンドウ

いじっていない状態

必要な加工をします。

  • いろいろ加工 ... 画像の雰囲気を変えてみる?
  • 文字を挿入する ... サイト名などを入れる?
  • 透過 ... 透過部分がある場合。
    ※ 透過部分がない場合(枠1-基本枠、枠2-点枠、枠3-破線枠)、この過程は必要ありません。

GIF 画像で保存

GIF 画像で保存する場合は、あらかじめインデックスカラーに変換しておきます。
[画像] → [モード] → [インデックス]

インデックスカラー

128色
↑ 最大色数を128色にした場合

32色
↑ 最大色数を32色にした場合

[ファイル] → [名前を付けて保存] (Shift+Ctrl+S) で、保存します。

保存

ファイルタイプの選択(拡張子で判別)で、GIF 画像 か PNG 画像 を選択します。

ファイルタイプの選択

完成です。
元画像を少し縮小 / 枠25 / 色数32色

完成

やり方次第で同じ画像でもここまで違うものが作れます。

完成2

いろいろ加工

いじっていない状態

このままでもいいですが、いろいろいじってみると、意外にいい感じに変化することがあります。

元画像の色調変更

色調調整

元画像の色調をいじってみます。おススメは以下の機能です。

機能名調整例

カラーバランス [色] → [カラーバランス]

青っぽく

茶色っぽく

色相-彩度 [色] → [色相-彩度]

彩度をあげて

彩度を下げて輝度をあげて

明るさ-コントラス [色] → [明るさ-コントラスト]

コントラストを強く

ポスタリゼーション [色] → [ポスタリゼーション]

効果レイヤーの使用

効果レイヤー

また、バナー枠には、いくつかの効果レイヤー(横線や格子など)を用意してあります。

レイヤー名使用例

効果-色レイヤー

塗りつぶしボタン で好きな色に塗りつぶしてください。
元画像全体がその色合いになります。
乗算モードにすると、はっきりした感じになります。

色レイヤーで緑っぽく

効果1-線レイヤー

細い横線

枠や縁をいじる

枠、縁をいじってみます。
デフォルトだと枠は黒色で標準モード、縁は白でソフトライトモードになっています。

着色 [色] → [着色]

枠や縁を好きな色に変更できます。
枠(黒い)は輝度の数値をさげ、縁(白い)は輝度の数値をあげます。

モードと透明度の変更

標準、乗算、ソフトライトなど。
30 〜 100% くらい。

縁をぼかす

[フィルタ] → [ぼかし] → [ガウシアンぼかし]
1 〜 5pxくらいが適当かと。

変更例

枠と縁の変更例

枠 - 乗算に変更 / 緑色に変更
縁 - 標準、透明度60%に変更 / 緑色に変更 / ぼかし

文字を挿入

テキストボタン [ツール] → [テキスト] (T)

文字入れ

文字が読みにくいとき

  • レイヤーを複製 [レイヤー] → [レイヤーを複製] (Shift+Ctrl+D) で複製します。
  • 複製元のレイヤーを選択し、 [フィルタ] → [ぼかし] → [ガウシアンぼかし] で、1 〜 2pxくらいぼかします。
  • 文字レイヤーとぼかしレイヤーをそれぞれ 着色 [色] → [着色] で色を変更します。
    ※ 片方を濃く暗い色、もう片方を明るい色にします。
  • まだ読みにくいときは、ぼかしレイヤーを複製で増やしていきます。

文字入れとぼかし

透過

レイヤーウィンドウで、まわりレイヤー(枠●-○○-まわり)を選択します。
色域を選択 [選択] → [色域を選択] (Shift+O) で白い部分(透明にしたい部分)をクリックします。

白い部分を選択

そのまま、 [画像] → [可視レイヤーの統合] (Ctrl+M) でひとつにまとめます。

可視レイヤーの統合

Deleteキーを押すと選択された部分が透明になります。

白い部分を選択